隙間時間を開放するためにiPhoneからいろんなアプリを消したりしたら心が穏やかになった
今のホーム画面はこんな感じ。すっきり。
アプリ断捨離の結果 pic.twitter.com/DrkF3aFKTc
— ikuwow (@ikuwow) October 11, 2019
なぜやった
ここ最近、常にコトに集中できていない感覚があった。
日々時間がなくやりたいことができていない気持ちに苛まれている。 やりたいことができるスキマ時間が作れても、心が消耗していて余裕がないので短期的な快楽を得る活動をしながら時間を過ごしてしまう。
平日は、仕事のない土日に持ちやりたいことを全部やるんだと希望を持って、やりたいことを我慢して減らして乗り切る。 そして土日に好きなことをひたすらやり続けるのだが、全部の時間をやりたいことに割けているのか怪しい実感があり、 実際やりたかったことがたくさん残ってしまい、日曜の夜に軽く絶望する。
パソコンを叩いて行うやりたいことが多いので(私物の)パソコンを開く時間を最大にしようと、 通勤時のバスやお昼の時間に場所を変えてパソコンを開いたりしていたが、 その割にパソコンの前では生産的な活動を行えず各所SNSやSlackのチャネルなどを巡回して時間を潰してしまったりする。
仕事やタスクを集中してきれいに終わらせようとしてもなんだか集中力が足りない。 自宅で集中しようにもなんだか集中できない。 仕事の量も多く感じる。体のメンテナンスのための行動(ストレッチとかジム通いとか)の負担を大きく感じてしまう。 ぼーっとして時間を過ごすことが多い。娯楽を貪って時間を過ごすことが多い。 娯楽を欲することで睡眠時間が減ったり、娯楽で仕事のエネルギーが残らなかったりする。 歩いていてもバスに乗っていても気づいたら時間が過ぎている。
・・・みたいな気持ちを感じていたときに以下の本に触発されていろいろ試してみて、 いい機会なのでこれまでやっていることも含めてまとめて書くことにした。
- 作者: ジェイク・ナップ,ジョン・ゼラツキー,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/06/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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やったこと
前からやっていたことと今回やり始めたことも一緒くたにして書いている。
Twitter, Facebook等のSNSアプリを消した
まずはこれ。Facebook、Tweetbot、Instagram、何かとTwitter認証で起動していたTwitter公式アプリを消した。
意外となくしてみても困らないので万人におすすめ。いざとなったらブラウザやパソコンで見たらよい。 Twitterで複垢してる人は一番意識高いアカウントだけログインさせておくなどでもいいかも。
ゲームアプリを消した
時間喰い虫の代表であるゲーム。
そもそもスマホでゲームをあまりするタイプではないが、 Pokemon Goは歩きながらプレイしていて、外に出て歩行を始めたらすぐ起動するなど完全にスキマ時間を喰っていたので消した。 アカウントは消しておらず残している。今後Pokemon GoがプレイしたくなったらPokemon Go専用端末でも作って常に持ち歩かないようにしておくつもり。
最近出たポケモンマスターズというポケモン初のキャラゲーがあり、リリース後そこそこハマっていたがやはりやめた。 重課金勢の話によると進めてもやることがなくなるらしく、必要な仕様の修正が遅いなどいろいろ問題があることも気になったのでシュッと消した。 また好きなキャラが実装されたら(常に持ち歩くわけではない)iPadに入れてプレイするかもしれない。
基本的にはゲームは家でしっかりプレイすることに。配信もできるしね。
Safariをホーム画面の奥の方に押し込めた
Safariはかなり使うアプリの一つだったが、ホーム画面の一番に置かず、3番目の画面のフォルダの奥底に閉まった。 iOSの仕様で消すことはできなかった。 Google検索も当然消した。
ドメインベタ打ちで特定のまとめサイトを見たりすることがなくなったし、どうでもいいことを検索することをしなくなった。
何か調べたいこと(どうでもよくないこと)があったら、ホーム画面で下にスワイプすると出てくる検索バーで検索する。 もともとほとんど使っていなかったが、こちらからだとWikipediaに直で飛べたりといろいろと便利なので気に入った。
Wikipediaをよく見るんだったらWikipediaアプリだけ入れるでもいいかもしれない。
通知をほとんど消した
もろもろ画面に出ていた通知を消した。 十分必要なものだけに絞っていたと思っていたが意外と不要な通知が残っていた。 Awairのレポートは通知させないようにしたし、Activityアプリの通知などは見るだけで特に何もしていなかったので消した。
LINEの通知もバッジだけにした。そんなに緊急な連絡はLINEではこない。必要なら電話がかかってくるはずだし。
仕事用アプリを1つのフォルダに押し込めた
ふとした時にSlackやGmailに気づいてアプリを開いたりしていたので、通知をかなり穏やかにして、まとめて一つのフォルダに押し込めた。 本当に必要な通知に気づいたときと、目的があるときにしか開かなくなった。
意外とSlackは、雑談チャンネルを巡回するなど、特にやることがなくても開いていたので、そういうことがなくなった。
仕事用のChatwork、メールを基本見ないことにした
仕事用MacからGmailとChatwork関連のアプリをすべて消して、通知が見えないようにした。 メールを見たいときはブラウザでmail.google.comを叩けばよい。
基本的にChatworkは使わずSlackでやり取りしているので、Chatwork1日に1回未読をメールで送る設定にした。 Stationというメッセージングツールを一つのアプリで開けるものを使っていたがやめ、Slack公式アプリを使い始めた。 とはいえ気づけないとまずいメールもあるかもしれないので、一応毎週金曜日にメールチェックをするタスクだけ残しておいた。 似たようなFranzというアプリも消した。
Screen Timeを様々設定していった
iOS 12あたりから実装されていたScreen TimeがmacOS 10.16からMacにも入ったので設定した。
RescuetimeもFocus Timeという機能があるが、たまに必要なときに有効化するのに15秒待たされるなどあったのでちょっと使用感は悪かった。無効化もしづらいし。 何よりiPhoneのアプリ起動時間のモニタリングやブロックができるのはScreen Timeだけだった。
1つめのホームのアプリ数を減らした
初めに載せたこのTweet通り。
アプリ断捨離の結果 pic.twitter.com/DrkF3aFKTc
— ikuwow (@ikuwow) October 11, 2019
DockにはIFTTT(quick tweetをするため他)、Music、Things。1ページ目にはCalendarだけ。
ふとiPhoneを開いたときに通知が目に入って心がそちらに向くことがなくなった。
どうなった
これらを一通り全部やってみて本当に心が穏やかになった。 できたスキマ時間で何かをした、というのではなく、スキマにタスクを詰めずにゆとりを持たせることで、心配ごとが生まれたり心が疲弊したりすることがなくなった。
スマホを見たときにふとTwitterのタイムラインをみたりPokemon Goでエンカウントしたりするのではなく、 Kindleアプリを開いて本を僅かな時間に少しでも読み進めるようになった。Slackに返事をするようになった。タスクを整理するようになった。
特にやることがないときや疲れているときは、ぼーっと考え事をしたり呼吸に意識を向けたりして、休息になるようになった。 ふとヘイトツイートを見てしばらく気になることも、Slackを見て仕事でなにか起こってるのを見てざわざわしなくなった。
今後
今後も引き続き、心を穏やかにして時間を有効に使えるようにいろいろ改善していく。 上に挙げた本には毎朝ハイライトを決めて毎晩それができたか振り返るというやり方があったので、次はこれを試してみる。 その後は集中力高める系かな。睡眠の改善も引き続き。